引越し前には「転出届」の手続きを行いましょう。基本的な流れは、次の通りです。
①現在住んでいる市区町村役場で手続きを行い、「転出証明書」を発行してもらう。
②引越し後に、引越し先の市区町村役場で転入届の手続きを行う。
転出届の手続きでは手続き可能な期間が設けられています。以下の通りですが、基本的には①で行うのが理想的です。
①引越し日の1~2週間前まで
②引越し後14日以内
また、転出届けと同時に終わらせたい手続きも沢山あります。例えば、次の手続きの有無を確認すると良いでしょう。
①国民健康保険(サラリーマンの場合は、社会保険となるため会社が手続き)
②国民年金(転出時は手続きはなく、転入時の住所変更手続きだけとなります)
③老齢年金
④乳児医療
⑤老人医療
⑥児童手当
⑦印鑑登録の廃止手続き(転出届けを出すと同時に、印鑑登録は自動的に消去される場合があります)
尚、知っておくと便利なのが、住民基本台帳カードの交付を受けているケースです。
この場合、転出先市区町村にあらかじめ郵送で届出すれば、転出届の変わりとなります。
転出証明書が不要となるため、現在お住まいの市区町村役場での手続きも不要となります。